カーナビの取り付け方法による選び方




市販のオーディオやカーナビの多くははDIN規格(ドイツ工業規格)に沿って作られています。1DINとは高さ50mm×幅178mmで多くの自動車にはセンターコンソール部に2DINのスペースが用意されています。まずはこのスペースを使うかどうかです。このスペースを使う場合は「インダッシュタイプ」となります。使わない場合は「オンダッシュタイプ」となります。

1.インダッシュタイプ

インダッシュタイプのカーナビ一覧

 まず、インダッシュタイプの長所と短所ですが

 ● 長所
  
    収まりが良く、見栄えが良い。

 ● 短所

    画面サイズが制限される。
    今付いているオーディオを取り外してつけることになるので無駄。

 といったところです。

 またインダッシュタイプにもいろいろあります。

 † 2DIN
 これは1DINのスペースが上下に2個つながっている場合に
 使える一番収まりが良い方法です。
 但し、車種によっては画面が下の方になり見にくくなります。
  AV一体型で使います。

 † 1DIN+1DIN

 これは1DINのスペースが2個ばらばらにあっても使えます。
 画面は使わないときは収納できます。
 画面の位置が2DINに比べて高くなるので、運転中の
 視点移動が少なくなります。
 AV一体型で使います。


 † 1DIN
 これは既に1DINのスペースがオーディオなどで使われてい
 て、もう一つの1DINが空いている(目クラ蓋が付いている)
 場合に使えます。
 ポータブルで使います。

 画面は使わないときは収納できます。



2.オンダッシュタイプ

 オンダッシュタイプのカーナビ一覧

 オンダッシュタイプは、本体と画面(モニター)が切り離され
 ているタイプで、画面をどこにでも置けるというものです。




 オンダッシュタイプの長所と短所ですが

 ● 長所
  
    画面をどこにでも付けられる。
    画面サイズも自由。選択肢豊富。

 ● 短所

    配線やスタンドなどの見栄えが悪い。
    外から丸見えで簡単に取り外せるので盗難にあいやすい。
    今付いているオーディオを取り外してつけることになるので無駄。

 といったところです。

 AV一体型及びポータブルで使います。

(C) 2013 カーナビの比較方法と選び方
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